第6回 ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト 2017
2017年6月1日(木)プログラム1〜NYJCFメインプログラム〜
開場:午後6時 上映:午後6:30、レセプション
2017年6月2日(金)プログラム2〜アニメーション/日本映画祭コレクション〜
開場:午後6時 上映:午後6:30
会場:アジア・ソサエティ
住所:725 Park Ave New York, NY 10021 at 70th St.
入場料(プログラム毎):一般12ドル、シニア/学生10ドル、会員8ドル
地下鉄:#6ライン 68 St 駅
【プログラム1〜NYJCFメインプログラム〜】
『わさび』外山文治監督 2016 日本 29’39”
心の病を抱えた父を守るため実家の寿司屋「やま乃」を継ごうと決めた女子高生・山野葵と、その決断に戸惑い反対しながらも、彼女の人生を本気で背負おうとしない離婚した母・房子や周囲の大人達。そんな葵の前に現れた、彼女がかつて所属していた少年野球チーム「高山メッツ」の監督・梅田庄吉。
『Sakurada — ZEN Chef』岸田浩和監督 2016 日本 12’32”
突然の閉店を発表した、京都を代表するミシュラン2つ星の懐石料亭「桜田」の、最後の100日間を追った作品。
『負け組の星、ハルウララ』ミッキー・ドージェイ監督 2016 米国 18’38”
高知競馬でデビュー以来113連敗を記録し、「負け組の星」としてブームを巻き起こした競走馬「ハルウララ」(牝馬)。その半生と取り巻く人々の思いに迫った短編ドキュメンタリー映画。(参照:http://mainichi.jp/articles/20161018/ddl/k39/050/538000c)
『broken memory』御巫朋子監督 2016 日本 4’00”
マーサ・グラハム・カンパニーのプリンシパルダンサーとして知られる折原美樹主演。記憶は、壊れていくもの。事実は、記憶となった瞬間に完璧なものでなくなる。
『私とわたし』佃尚能監督 2017 日本 5’00”
夢を追って東京に出てきたみづほ。しかし、毎日、上手く行かないことばかり。「毎日、一体何と戦ってるんだろう…」人生に迷いながら家路についていると、駅前で待っていたのは…もう1人の自分だった。まだ見ぬ明日への期待と不安に揺れる全ての人に捧げる、応援ムービー。
『Toru』ジョナサン・ミナード、スコット・ラシャープ監督 2016 米国 14’00”
肺に致命的な障害を持って生まれた男の子・トウル。「数日 しか生きられない」と宣告された両親は、トウルが死んで しまう前に人生を体験させたいと「ある実験」にサインを する。幼児の生命が最新テクノロジーにより「変化」して…
『ソシオパス』A.T.監督 2015 日本 5’24”
街でアンドロイドと出会った少女は、違和感を覚える。そして「ある事」を伝えるために、少女は後をつけていくが……
(ショートショートフィルムフェスティバル招聘作品)
【プログラム2〜アニメーション/日本映画祭コレクション〜】
『こんぷれっくすxコンプレックス』ふくだみゆき監督 2015 日本 24’42”
大人に憧れる中学2年生の小谷ゆいは、男子の脇毛に対する興味を抑えきれない自分にコンプレックスを抱いていた。特にクラスでもっとも脇毛の濃い武尾マサトから目が離せずにいたが、マサト自身は自分の毛の濃さをコンプレックスに感じていた。ふとしたきっかけで2人は言葉をかわすようになり、次第に距離が縮まっていくのだが・・・・。(ニューヨークジャパンシネフェスト)
『ウィータ・ラカーマヤ』泉原昭人監督 2015 日本 7’29”
この森では、すべての生き物たちは眠っている。彼らの静かな呼吸を聞きなさい。 それは、「ウィータ・ラカーマヤ」と呼ばれた無垢なる世界の音である …(ニューヨークジャパンシネフェスト)
『みつあみの神様』板津匡覧監督 2015 日本 28’10”
3.11に思いを馳せた、叙情派漫画家今日マチ子の「みつあみの神様」の短編アニメ化。立入禁止区域の境界線でロケハンを行ったスタッフの深い思い入れと未来への願いを込めた希望と再生の物語。原恵一の「百日紅~Miss HOKUSAI~」で作画監督を務めた板津匡覧の初監督作品。第49回ワールドフェスト国際映画祭にてアニメーション部門プラチナ・レミ賞受賞他、20賞受賞。(ニューヨークジャパンシネフェスト)
『ふたつめ』木山瑞嬉監督 2015 日本 5’00”
私たちは左右対称のふたつの要素から成る。それは肉体だけでなく、本能と理性、主観と客観など人の成長に深く関わる精神的な部分にも感じられる。それらはまるで双子のように対になり、人という存在を成り立たせている。(あいち国際女性映画祭招聘作品)
『リトル・シマジロウ』平林勇監督 2015 日本 8’40”
静かで小さな森の中。ある日、幼くてやんちゃな男の子しまじろうが、穴に落ちてはまってしまう。森の住民たちが助けに来てくれるが、まだ幼いしまじろうは、彼らを傷つけてしまう。しかし、ある出来事の中で、大きな優しさに触れ、自分の中にある優しさを見つける。(ショートショートフィルムフェスティバル招聘作品)
『01001001.』佐藤悠監督 2016 日本 3’40”
目覚めるとそこは、暗い路地の奥のゴミ捨て場だった。捨てられた前後の記憶を失っていたロボットは、かつて仕えていた家に戻ろうとするが…(ショートショートフィルムフェスティバル招聘作品)
『何も見なくていい』伊藤圭吾監督 2015 日本 3’38”
「ふだん自分は何を見ているのか」をテーマにした手描きアニメーション。精神世界のように非現実的な電車内で、外部との接触を絶ち、自らの顔面を内側に回転させ何も見なくなった若者と、その顔に黙々とゴミを詰め込んでいく男を描く。(札幌国際短編映画祭招聘作品)
『とけいのはなし』阿部静監督 2015 日本 9’19”
時計の前に出てきてパフォーマンスをしています。そんなある日、時計の前に置かれた机の上に、素敵なオルゴールの人形を見つけます。ある部屋に飾られた仕掛け時計の人形の話です。彼は、毎日決められた時間になると、(新人監督映画祭招聘作品)